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ペテン師と詐欺師/黒蜥蜴

今年のなってから、2本のお芝居を観ています。
どちらも名古屋市の愛知厚生年金会館が会場。


☆ペテン師と詐欺師

 鹿賀丈史さんと市村正親さんが主演のミュージカル。
 ペテン師と詐欺師がリゾート地で、お金持ちのお嬢様を
相手にどちらが彼女をだますことができるか競い合うの
だけど、結局、お嬢様は偽物で、逆に二人ともまんまと
だまされてしまうというのが、おおざっぱなストーリーです。
 とにかくテンポよくて、楽しいステージでした。
 パンフレットを探すのが面倒なので、簡単にこの辺で・・。^^;

 2月の大雪の日に行ったので、名古屋市内はすごい
積もっていて、危険でした。


☆黒蜥蜴

 以前から観たいと思っていた舞台をようやく観ることが
できました。
 美輪明宏さんの存在感が圧倒的でなのと、脚本が
三島由紀夫氏ということで、セリフの言葉が文学的で
とても美しく、三島の美学を垣間見たように感じました。
 パンフレットの中で、故三島夫人が、古い時代を感じ
させないようにしてほしいと言ったことがあったという
ようなことが書かれていましたが、セットにパソコンが
あったり、携帯をいじっている人がいたりしたところが
演出の工夫なのかと思いますが、あの世界観の中で
時代を意識することが果たして意味のあることなのか
どうか。
 照明が、ある時は、時間を表したり、ある時は大道具
の一部のようになっていたり、とても工夫されていると
思いました。
 美輪さんの衣装もとてもステキ。「エジプトの星」も
なぜあんなに輝いていたのか・・。本物のダイヤ?
 そして不思議な現象がありました。
 4人で観に行ったのですが、4人とも、美輪さんのセリフ
の時に、なぜか睡魔に襲われたのです!?そして、
他の人のセリフになると目が開いて、また美輪さんの
セリフになると眠たくなる。声にすごいα波が出ている
のに違いありません。別に退屈だから眠たいとかそう
いうんじゃないんです。本当jに4人ともっていうのに
驚きました。

 感覚に過ぎませんが、美輪さんがどうしてこの作品を
長い間再演を重ねて来たのか、なんとなくわかるような
気がしました。探偵も泥棒も求めているものは同じで
気持ちは重なり合っているのに、真逆な者同士、添い
遂げることができない切なさ、手に入れるには、死なな
くてはならなかった黒蜥蜴の愛の形にじんわりとしびれ
ました。

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